来月公開の「ベイマックス」の技術的な解説記事があったのでちょっと抜粋。
http://www.engadget.com/2014/10/18/disney-big-hero-6/
レンダリングには、4つの場所に点在する合計55000個のCPUを持つスーパーコンピューターを使用。
レンダリング時間は1日で110万時間。
トータルで1億9千9百万時間。
レンダリング時間の比較(左から、塔の上のラプンツェル、シュガーラッシュ、アナと雪の女王、ベイマックス)
このシステムを使用すれば、「ラプンツェル」は全てのレンダリングをわずか
10日で完了することができる。
グローバルイルミネーションを計算するための専用レンダラー「ハイぺリオン」を開発。
開発は10人で二年がかり。
ハイぺリオンの開発はディズニーにとってもリスキーかつ難易度の高いプロジェクトであったため、
最初は開発チームを二つに分け、片方をプランB(おそらくRenderman?)に割り当てた。
ハイぺリオンを開発をしながら実際の映画製作を行っていく状況になっていた。
ハイぺリオンでは平均10から20の光のバウンスを計算している。
しかし、Weta Digitalも独自レンダラ(マヌカ)を開発してるし
今後Rendermanの立ち位置ってどうなるんだろ?